Support System&It’s Probrem (住宅購入支援制度とその問題を知る)

現在使える“お得”な制度

これから家を新築する際に使える「お得な制度」として以下の制度があります。

住宅エコポイント

住宅エコポイント制度は終了しました。

住宅ローン減税

住宅ローンの借入れ状況に応じて所得税が軽減される「住宅ローン減税」は、平成21年から大幅に減税額が拡大しました。「長期優良住宅制度」を利用すれ ば、住宅ローン減税額はさらにアップします。この長期優良住宅制度は、平成21年6月より始まり、他にも不動産取得税や固定資産税の優遇措置などがありま す。

「住宅ローン減税(財務省)」はこちら >>

「長期優良住宅普及促進法関連情報」はこちら >>

フラット35S

省エネ耐震住宅の取得に際して「フラット35」を申込んだ場合、金利優遇が受けられるというもの。従来は、「フラット35」の借入金利から、当初10年間の金利引下げが0.3%であったのに対し、平成22年の申込みでは1.0%に拡大されます。他にも省エネ設備の設置に助成制度もあります。

結露(けつろ)とは

現代住宅の問題点の一つ「結露(けつろ)」

「冬になると窓ガラスに水滴が付くことがよくある・・・。」これが「結露」と呼ばれるものです。 結露は空気中に含まれている水分が建物の内部や壁面、窓ガラスなど冷たいものに触れて水滴となって付く現象です。

住宅内では冬期に、暖房器具によって水蒸気が出るため、北側の部屋や外壁に面した押入れの中などに特に結露が起きやすいといわれています。  ではなぜ最近、結露がなぜ問題になっているのか? それは、結露を放っておくとカビやダニの発生につながっていくからと言われています。

また、ダニがカビを食べて増えていくともいわれています。このダニの死骸はアトピーやアレルギーの原因にもなっています。

さらに恐いのは結露が住宅を傷つける原因にもなっていることです。 結露は窓ガラスだけでなく、いろいろなものに発生します。一般的に見落としがちなのが壁の中の結露です。この壁内結露は住宅を支えている土台や柱などを腐らせる原因にもなっています。

ヒートショックとは

ヒートショックとは、急激な温度変化が体に及ぼす影響のこと。

室温の変化によって血圧が急激に上昇したり下降したり、脈拍が早くなったりする状態のことをいいます。 冬の寒い時期に、暖房の効いた暖かい部屋から一歩出ると、その寒さに「ゾクゾクッ」っとしてしまいますよね? この状態も、ヒートショックの一種です。ゾクゾクッとした人間の体は体温を一定に保つために、血管が急激に収縮し血圧の変動や脈拍の変動を起こします。

心臓に思った以上の負担をかけているのです。 ヒートショックは、心筋梗塞や脳血管障害などにつながりかねない危険な状態と言えるのです。

(※ヒートショックという言葉は、不動産用語です)

ヒートショックを起こす原因は屋内の温度差です。 真冬など、暖房をしているリビングとまったく暖房していない廊下やトイレとの温度差は、10度を超えるといわれています。

暖房のはいっている部屋で温められていた身体が、暖房のない廊下、洗面所、トイレへ出たとたん、その温度差によって、血圧の変動や脈拍の変動を起こして心臓により多くの負担をかけてしまうのです。

このような、屋内の温度差が、ヒートショックを起こしてしまう大きな原因となっているのです。

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