九州大工塾
10月から3月までの第2土日は
『九州大工塾+設計塾2014』で木構造を基礎から勉強します。
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鉄筋コンクリート造や鉄骨造の建物の場合
意匠以外は構造事務所・設備事務所へ設計をお願いするのですが、
住宅のように小規模な木造建物の場合は
デザインから構造・設備まで全て一人で設計します。
大学卒業後 大手事務所へ入社した自分は
木造建築について詳しく教えてくれる人がいなかった為、
色々な本を読みあさったり 講習会に参加したりしてきましたが
どこか確信を持てないまま設計してきていました。
この大工塾への参加は自分のスキルアップが主ではありますが、
よりしっかりした建物を設計をすることで
お施主様にとっても更に喜んで頂ける建物となるはずです。
月2回 合計12回と長丁場ですが北九州まで行って
しっかりと学んできます。
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講義会場となるのは『九州職業能力開発大学校』。
このような大学があること この大工塾で来るまで全く知りませんでした。
『大工塾』とありますが
参加しているのは大工さんだけでなく
設計者もいれば工務店の方や材木店の方など多岐にわたっています。
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第1・2回の講義は「住宅政策の問題点」から始まり
この大工塾で推奨している「渡り腮(わたりあご)工法」の概要、
そして今回のメイン
小規模建物の地盤調査方法である「スウェーデン式サウンディング試験」の
講義と実技。
今まで地盤調査は全て調査会社へ依頼していたし
調査方法についてはどの教科書も軽くペロっと解説してある程度ですが
ここでは道具の使い方からデータの取り方まで
しっかりと教えて頂けます。
皆 志の高い人ばかりで真剣です。
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しかしこれって大学の講義で習ったような気がするのですが
殆どドシロウト状態で理解できないまま経験するのと
色々な経験を重ねて建物を理解した上で勉強するのでは
頭への入力度が全く違います。
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大工塾と謳っていたので基礎から上の部分だけの講義と思っていたのですが
地盤からしっかりと教えて頂けるとは
まだ1・2回目ですが参加して正解のようです。
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