ある精肉店のはなし
2014年01月27日
『ある精肉店のはなし』という映画を観てきました。
大阪にある飼育から屠畜・直売をしている精肉店のドキュメンタリーです。
命に真摯に向き合う家族の姿や
被差別部落問題 地域の繋がりや家族の絆 人間の優しさや強さ、
とても考えさせられる映画でした。
命に常に感謝しているからこそ全ての部位を大切に扱われています。
皮もだんじりに使う太鼓に生まれ変わっています。
「いただきます」「ごちそうさまでした」を言葉で表す大切さ。
普段キチンと言葉に出来ていない自分が恥ずかしくなりました。
KBCシネマでしか上映していないのですが良かったら是非観に行ってください。
屠畜のショッキングなシーンもありますが
だからこそ子供達にも観て欲しい映画です。
命をいただくということを家族で話す良い機会になると思います。
この映画後の纐纈監督と大久保カメラマンのトークショーを聞いて
このふたりの作品に興味を持ち
思わず『祝(ほうり)の島』のDVDを注文してしまいました。
写真は友達のTさんに提供して頂きました m(_ _)m