野口健 講演会 in 久留米
2013年07月16日
アルピニスト 野口健さんの講演会が久留米であったので聴講してきました。
以前コスモアースコンシャスアクトも聴講していたのですが
今回のテーマは全くべつもんでした。
富士山が世界遺産になったことで
最近 富士山のゴミ問題でマスコミへの出演が増えているので
ゴミ問題が中心かと思いきや
フィリピンや沖縄での遺骨収集の話への比重が高くなっていました。
なぜ遺骨収集をするようになったのか ここでは書くことが出来ませんが
彼が遺骨収集を精力的に行っていることは あまり知られていません。
今回の講演会では 小学生から高校生の児童・生徒が多く聴講していて
昨今の自殺問題やいじめ問題を気に掛けてということもあるのか
「死」や「命」をかなり多く口にしていました。
講演前のビデオ上映で
エベレスト清掃時に出てきた登山者の遺体や
遺骨収集での遺骨等の生々しい映像、
そして何度も死に直面したからこそ発せられる
生きるということへの言葉の重さ。
この会場に足を運んだ子供たちは
学校では決して教えてもらえない
貴重な話が聞けたのではないかと思います。